図書紹介

いまは店頭にはいっさいならんでいません。紀伊国屋書店やAmazonからの取り寄せになります。しかも新書はなく中古品です。ですから、購入していただきても、私には一銭の得にはなりません。でも、読んでいただければ本当に光栄です。

私にとっても初めての本です。発売されたのは、8年ほど前ですが、大変好評で増刷をしたほどです。中小企業にふさわしい小さな品質マネジメントシステムを提唱しています。図書館にはあると思います。一度調べてみてください。

この本では、ISO9001ではなく、ISO9004を主題にしまし た。経営の質を高めるには何をどのようにするのかが主な内容です。日本式経営ではなく、いまはやりの株主のための経営だったので、評判が悪く売れませんで した。でも、ある読者からこんな素晴らしい本が絶版になっているのが残念だとの便りをいただきました。図書館以外はありません。本文の一部が読めるPDFファイルを添付しました。
 

新しい国際規格ISO9001:2000が2000年12月に発刊された。その内容は、1987年版とは大きく異なり、初めてプロセス志向で顧客満足を充 たすための品質マネジメントシステムが導入された。多くの日本企業は、システムの理解に苦しみ、対応するのが困難だった。そこで講習会などが盛んに行われ た。私もセミナー講師として忙しかった時代があった。この新しい品質マネジメントシステムの解説がこの本です。

現時点での国際規格ISO9001:2000の本ですが、中小企業がコンサルタントに頼らず自力で認証を取得できるような内容にした本です。これも去年完 売されいまは絶版になっています。しかし、このホームページにほとんどのことが記載されています。でも読んでほしい一冊です。新しい国際規格が、今年 2008年の10月ごろ発刊される予定になっています。現行の国際規格とほとんど同じで大きな変更はなく、修正程度ですからこの本で対応できるでしょう。

(以下、2012.10.14記)

ところで、パソコン雑誌を整理していると、こんな記事を見つけた。「NIKKEI MECHANICAL」という雑誌で個人的な活動を紹介してくれたようだ。いろいろな機会に雑誌等に取り上げられたが、これはすっかり忘れていた。1996年にホームページ活動を開始した。以来十数年経つが昨日のように思えるから不思議だ。今後も健康が許す限り続けたい。

リスク関連の記事を月刊誌アイソスで「ネットで読み解くリスクマネジメント海外事情」と題して連載しているので、ぜひ参照されたい。月刊誌の画像をクリックすればAmazonで購入できる。

               

第7回 ハイブリット型リスクマネジメント


第8回 ISO 31000の解説
               

第9回 ISO9001:2015でのリスクマネジメント

               

第10回 バリューチェーン全体のリスクマネジメント
と品質向上のために

               

第11回 次期ISO9001規格でのリスクと機会

               

第12回 世界経済フォーラムのリスク評価調査

               

第13回 政府機関でのリスクベースの考え方

               

第14回 ISO認証はどこへゆくのか?

               

第16回 2019年に向けて5つのレピュテーション・リスク予測

               

第17回 サイバーセキュリティと長期リスク

               

第18回 米国連邦緊急事態管理システムのリスク緩和策

               

第19回 ISO31000リスクマネジメントの認証

(以下、2012.10.17記)

The quality Seminarを開設した頃には、このような画像を使っていた。今から考えると、暗い風景を使ったものだと考えさせられる。ここをクリックすると、Flash動画になる。

コメントを残す