次期規格に望むこと

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旧いそいそMLグループの集まりが尾道で開かれた時に、お話をした内容のスライド。日本でも品質問題が多発し、品質コストが急速に増加した時代であった。ISO9001:2008に基づく品質マネジメントシステムでは防ぎようのない時代に突入していると警告を発したつもりである。しかし、その後も品質問題の多発は止まることなく続いている。このような事態を防ぐことができる次期国際規格に対する期待を投げかけた。その結果はまもなく明らかにされる。ただし、国際規格は、世界各国の同意を得ながら作成されるので、全ての国々の期待を満たすことはできない。同じことを、TC176委員会規格作成部会の議長Croft博士も、来日講演の初めに述べていた。